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ジェネラティブNFT開発を始める前に

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はじめに

本記事はHashLipsのYoutube動画の中身をテキスト+画像で説明しつつ、補足説明を加えたものとなります。

公式動画も非常に丁寧に説明されているので、動画で学びたい方はそちらも併せてご確認ください!

ジェネラティブNFT開発に必要なもの

まずは開発に必要なものを5つ紹介していきます。英語の名前ばかりで難しいかもしれませんが、1つずつ解説していきますのでご心配なく!

  1. 画像を作成できるスキル
  2. HashLipsのプログラム
  3. Node.js
  4. VisualStudioCode
  5. Remix - Etherium IDE
  6. Pinata

1. 画像を作成できるスキル

「誰でもできる!」と銘打っていますが、素材となる画像はご自身で用意して頂く必要があります。笑

ただし、ジェネラティブNFTの作り方の流れだけ知りたい、という場合はプロジェクト内にサンプル画像がありますのでそちらを使用していただければ大丈夫です!

2. HashLipsのプログラム

Image from Gyazo

今回のジェネラティブNFT開発の根幹となるプログラム群です。後のパートで詳しく説明していきますが、以下の3つのプログラムをそれぞれ使っていきます。

  1. Art Engine
    画像を組み合わせてジェネラティブNFTに必要な素材を生成するプログラム

  2. NFT Contract
    NFTをミントするためのコントラクト(プログラム)の雛形

  3. NFT Minting Dapp
    ブラウザ上でNFTのミントを行うためのWebアプリの雛形

3. Node.js

Image from Gyazo

詳細説明は省きますが、Node.jsでは様々な場面で使えるプログラムの集まりを「パッケージ」という単位で管理しています。

このパッケージは誰でも使える形で無料配布されているため、コマンドを叩きながらこのパッケージを利用しつつ開発を進めていく流れとなります。

4. Visual Studio Code

VisualStidioCode

ざっくり説明しますと、プログラムを書くために特化したメモ帳アプリのようなものです。

コードを書けたり、コマンドの実行ができたり、拡張機能が豊富だったりと高機能で、今回はこちらを使って開発を行っていきます。

5. Remix - Etherium IDE

Remix

ブラウザ上でスマートコントラクト開発が行える最強の開発環境です。

ブラウザでページを開くだけですぐに使えるので、事前準備などは不要となります!

6. Pinata

Pinata

IPSF上にコンテンツをアップロードし管理するためのWebサービスです。

1GBまでは無料で使えるため、今回はこちらを利用して無料でNFT素材の公開を行っていきます。

サンプルプロジェクトについて

今回はサンプルとして「ドット漢字NFT」というジェネラティブNFTを公開するまでの手順を紹介していきます。漢字の部首の「かんむり」「へん」「つくり」「あし」を組み合わせて、1000通りの画像を生成して公開しています。

ドット漢字NFT Image from Gyazo

※ サンプル用ということでクォリティはご容赦ください(笑)